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アンコール・ワット

アンコールワット


数あるアンコール遺跡群の中でも、ひときわ大きな存在感を見せつける
アンコール・ワット。とにかくすべてが見どころです。


まず驚くのは、回廊にある見事なレリーフ。寺院であるバイヨンの
回廊レリーフが、生活様式や儀式といった、いってみれば庶民的目線の
ものであり、戦争についての表現もかなり現実的であるののたいして、
このアンコール・ワットの回廊レリーフは、神話や物語などが中心となっており、
戦争に関しても神話的表現が色濃くなっているのが特徴的だと感じました。


教科書で名前を聞いたことがある「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」の
物語のレリーフもありますよ。


このレリーフは回廊の流れにそってずっと見ていくと、話が順番どおりに
進んでいくのがわかります。


「こんなゴチャゴチャしたのよく彫ったなあ」とか、物理的なことばかりに
目がいきがちですが、物語をきちんと追っていくのもおもしろいですよ。
この回廊のレリーフは、たくさんの人が触ったことによってテカテカしている
部分があちこちにあります^^;


かつてはこのレリーフには金箔が貼られていたといわれ、
ほんのわずかですが、金箔の残骸のようなものも残っています。
現地でそのスケールを見て、それが金色に輝いているのを想像してみて下さい。
当時の王朝の権力がどれほどのものであるか、あらためて実感させられる
と思います。


この回廊より少し中に入ると、胸をたたくと「ボン」という音が
重低音のように大きく響く不思議な部屋などもあります。さらに中央部分まで進むと、
ついに出てきます、アンコール・ワット名物(?)の急階段。


とにかく傾斜角が急で、階段をあがるというより崖のぼり気分です。


のぼるのはみなさんだいたいOKなんですが、下りる時に、
たまに足がすくんで動けなくなっている人がいます。
極端に高所恐怖症の人は無理しない方がいいでしょう。


のぼる時も何度か下を確認しながらのぼって、これ以上高くなるとまずい、
と感じたときは無理をせず、素直に下におりましょう。この階段を上りきって
中に入ると、たくさんのデバター(女神像)のレリーフが残る回廊や、
尖塔を間近に見ることができます。


そしてよく見ると、この尖塔の上部にまでレリーフがほどこされているのが
分かります。このように、こんなところまでわざわざやらなくても…


というようなところまで細かく加工されているかと思えば、
まだ下書き段階のまま放置されている未完成のレリーフもあちこちに存在しています。余談ですが、このアンコール・ワットでは、一般人用の門、象が通る門などといったいくつかの入り口部分に銃痕が数多く残っています。


いったん修復された形跡のある柱に、まだ新しい銃痕。これは内戦時代に
つけられたといわれています。カンボジアの負の歴史を象徴する傷といった
ところでしょうか。


あと、一般的なツアーの行程で、このアンコール・ワットの夜明け鑑賞というものも、
かなり増えてきています。朝焼けの中から浮かび上がってくるアンコール・ワットの
姿はとても幻想的で美しいですよ。絶対見てソンはありませんから、
機会があれば、ぜひがんばって早起きして行って下さい!!

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