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バンテアイ・スレイ

バンテアイ・スレイ


アンコール遺跡群の中でアンコール・ワットに次ぐ代表格といえば、
このバンテアイ・スレイではないでしょうか。


他の遺跡群からは少し離れた場所にあるこの遺跡は、森の中にあったので
内戦などの影響を受けることもなく、かなり良好な保存状態となっており、
レリーフの彫りの深さも際立っています。


まず最初に驚かされるのが、門の上に見られる、
まるで日本の伝統工芸・欄間彫刻のように彫りが深く、芸術的で
きめ細かなレリーフです。


これが石だということを忘れさせるほどの出来ばえですよ。


大抵のツアーでは、ここに来るまでにいくつかの遺跡を見て回っているので、
レリーフもそろそろ見慣れてくる頃なのですが、それでもここの出来のよさは
群を抜いていると実感できます。


(逆に、この遺跡のあとに見る他の遺跡のレリーフは、ちょっとしょぼく感じられてしまいますが…^^;)


さて、このバンテアイ・スレイでもっとも有名なものといえば、
「東洋のモナリザ」といわれる美しいデバター像。


当然ツアーでも案内されるわけですが、ここに行かれた方に
ぜひ確認してもらいたいのが、「それ、本当に『東洋のモナリザ』ですか?」
という点なんです。


実は、案内するガイドによっては、実際に紹介してくれる東洋のモナリザと、
ガイドブックにある東洋のモナリザとが異なっているとしか
思えないことがあるんですよ。


私が「違うな」と思った一番の根拠は顔の向きの違い。
ガイドブックによると、本物は向かって左に顔を傾けています。
案内されたデバターが向かって右に顔を傾けていたら、
「東洋のモナリザ」とは異なるデバターということです。


いえ、もちろんそのデバターもきれいなんですけどね、
でもやっぱりここまで来たら本物の方も見たいし…^^;


なぜそんなことになるのか?これは推測ですが、一部のガイドブックで、
東洋のモナリザの場所表記が東西逆に記されてしまっていることから
きていると思うんですよね^^;


あなたも実際その目で見たときに「あれ?何だかガイドブックの写真と
ちょっと違う?」と思った時は、東西逆の対角線上あたりのデバターを
見てみて下さい。


多分、そこにガイドブックと同じ「東洋のモナリザ」が見つかると思います。
で、この遺跡を訪れる際、ぜひ持って行っていただきたいのが双眼鏡。
「東洋のモナリザ」をはじめとするデバター像などがある中央部は、
遺跡保護のロープが張られており、遠目からしか見ることができません。


しかしこの中央部の芸術性はとても高いので、ぜひ双眼鏡で細かいところも
見ていただきたいのです。


特に、デバターをひととおり見て回って下さい。そのなかでひとつ、
目だけがこちらを向いているデバターがあります。
これが本当に目玉があってこちらを見ているようで、
おまけにやたらにリアルなんです。


目と目が合ったら一瞬ギョッとするぐらいの出来ばえですよ。
私もこれを見て「うわあっ!」と思わず叫び、そのあと他の人たちにも
双眼鏡を貸しましたが、それを見た人全員、何らかの声をあげていました^^;


数あるアンコール遺跡群の中でも、ひときわ高い芸術性を見せつけてくれる
バンテアイ・スレイ。遺跡の規模としては小さいですが、見どころはいっぱいですよ。

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